2010年7月30日金曜日

7つの習慣と作業療法2

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便秘気味なかみさんが,ADOCで選んだ重要度の高い作業は排泄でした...。tomoriです。
健常人でも使えるというADOC... 

以前,ADOCはあくまでテクニックという話をしました.
あくまで,ADOCはクライエントとセラピストのコミュニケーションを円滑にするだけであり,何よりセラピストのクライエントに対する姿勢が問われます.

P354
話をしているとき,ほとんどの人は,理解しようとして聞いているのではなく,答えようとして聞いているのだ.話しているか,話す準備をしているか,二つに一つである.聞いている話をすべて,自分のパラダイムというフィルターを通して,自分の自叙伝を相手の生活に映し出しているだけである.例えば,「そうだ,そうだ.気持ちはよく分かるよ」とか,「私も同じ経験をしたんだよ.それはね・・・」といった具合である.中略

開発者の一人として,皆さんに一つだけお願いがあるとすれば,

本当にこのクライエントのことを知りたい! 
もっとクライエントに作業療法に参加してほしい!

という気持ちで,ADOCを取って欲しい.

時間短縮のためにとか,さっさと問題を解決するためにとか,
もちろんその目的の場合もあると思うけども,
それではADOCの可能性が半減したようなもんだと思う.

こちらが返事の言葉を考えながら聞くと,
クライエントの本当の気持ちを話してくれないような気がする・・・.

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