2013年6月29日土曜日

大阪学会、一日目の報告。

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ひとりだけ一次会で帰りましたが、また寝ながら歩いてて、何かの壁に思いっきりぶつかりました。@御堂筋のtomoriです。命さながらホテルに到着しました。卒業生との二次会行けずにごめんなさい。でもみんなのことは大好きです。

さて、OT全国学会で大阪に来ています。たくさんの仲間と今後のOTについて語り合う刺激的な日々です。

今日のポスター発表ではADOC関連で並べて頂きました。そしてたくさんの方にきて頂きました。ありがとうございます。

特に嬉しかったのが、仲間にたくさんの質問があったことです。また発表時間以外にも、オーディエンスの方が仲間のポスターをじっと見たり、写真をとってたりしているのを遠目でみて、実はひとり恍惚感に浸ってました(笑)

僕が発表した内容は、ADOCは馴染みのある作業を一つ選ぶという使い方において、MMSE8点がカットオフになります、というものでした。120名ほどのデータを集めてますが、実際どうやって介入するとかは話せません(笑)。

でも、そこをいつもたくさんの臨床の仲間が事例報告で補ってくれます。結局、マスのデータからは実際の内容は見えてこないんですね。なので事例報告は貴重です。事例をちゃんと突き詰めて検討すれば、わかる事はたくさんあります。特にOTには事例報告は大切だと思っています。

そしてどんなにエビデンスレベルの高い研究も、個々は事例です。臨床家は事例をしっかりと診る。僕ら研究職はそのデータを集める。という役割分担を今年も出来たかなと思います。


あと今日は侍OTさん編集の事例本について、医学書院さんと打合せもしました。うちらがなぜ事例本を書くのか…

それは、みんなが楽しくOTをできるようになるためです。

てか、うちらの全ての仕事はその理由です(笑)。そこはいつでも仲間で共有しているし、事例本に関しても、うちららしく常に読者目線で物事を考えています。どうすれば、分かりやすく、見やすくなるかを追求しています。

たとえば、一頁2400文字を2200にするか、2000にするか、2000にすると見やすいけど事例報告として伝えたいことが伝わらなくならないか?じゃ試しに2200と2000で書いてみて比べてみようかとか… A4もありなのか、コメントをつけるか、フルカラーにするか、コラムを入れるか…などなど、気づいたら1時間が過ぎでました。

また〆切前にも関わらず、多く分担執筆の先生方から原稿が届いているようです。ありがとうございます。プロジェクト全体としては概ね順調のようです。

発表はいいから事例本はいつ出るんか?という質問も頂きました(笑)  予定では、夏に編集協力者で原稿を査読させて頂き、秋に著者校正、めっちゃ順調にいって年内リリース、遅くとも年度内リリースの予定です。多分後者かな(笑)


さて、今日は二日目。ADOC for school の初お披露目です。ADOCを超えるものにしたいという思いで、仲間と二年間開発してきました。うちは子ども見てないよーという方も多いと思いますが、ADOCからの進化ぶりを見るだけでもきっと楽しいと思いますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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